蜘蛛女のキス 2017.6.2 開演前
いつも昼公演ばかりなので、
素敵な看板に光や映り込みがあるのは残念だが、自分が観劇する日に、自分のスマホで撮れる瞬間は
いつも嬉しい。
列が進んだら、入口横の場所も撮影。
いよいよだ。わたしの胸は高鳴る。
この気持ちを言葉に出して鎮めたいけれど、
なにせ1人だ(笑)ぐっとこらえた。
パンフレットとグッズを買い、早めに着席。
1階後方席だったので、会場全体が見回せて、
幕に一番近い扉から、
開演前に客席を何度も除く演出家の鈴木裕美さんの姿見られた。
おそらくご来賓が無事に着席されているのかを確認されていたようだった。
ああ、鈴木裕美さん…
その目で、わたしの大好きな大倉くんを、
見た目から中身まできっと見透かされているであろう鈴木裕美さん。
苦しむ姿も、演じる姿も、
時に無邪気に笑う姿も、
全てを見て受け入れて、稽古をつけた方を生で見られるなんて、こんなに嬉しいことはない。
落ち着かないわたしは、
ずっと鈴木裕美さんを見つめていた(笑)
なぜかとても、落ち着いた。
そして、気持ちも引き締まった。
無駄な緊張感は緩んで、
素敵なワクワク感に変わった。