蜘蛛女のキス(2017.6.2) 観劇前までのこと

2017.6.2

 

蜘蛛女のキス 観劇

 

たぶん今回限りしか観られないから

忘れたくなくて

書き留めておく事にした。

 

まずは、観劇前までのこと。

 

私は大倉忠義くんが好きだ。

好きになってからの年数こそ少ないが。

 

そんな大倉くんの顔つきが変わったと気づいたのは、

2016年秋くらいだったかな。

 

きっと、この舞台のお話がこの頃に来てたのかな、

なんて勝手な想像だが思っている。

 

何かを変えなければならないと彼が思い、

本当に何かが変わったのではないかと

後になってから考えるようになった。

 

生半可な気持ちでは立ち向かえない

難しいストーリー、難しい役。

渡辺いっけいさんと2人きりのストレートプレイ。

 

この仕事を受けるために、

彼が捨てたものもあると思っている。

 

本当に、私の勝手な想像。

 

でも、とにかく顔つきが変わり、目に力が戻って。

(ごめんなさい、2016夏のリサイタルの時に

大倉くんは何を見つめているのか、どこを見つめているのか、何となく分からなかったから。)

 

大好きなお顔が、さらに素敵になった。

 

良いお仕事もらって

顔つきが変わる

 

「役(与えられるもの)が人を作る」とは、私たち一般人にも当てはまる事で

 

そんな自担をみて幸せだった。

 

きっと、俳優 大倉忠義の歴史において、

大事な1ページになる事は間違いないと思った。

 

原作は、読まなかった。読んだ方が良いと言う方もいる。

私の場合、格好つけて言うなれば、いつも、読まずに行く。読んでしまうと、

 

耳が、心が、頭が、知ったかぶりをしてしまい

 

聞いたことあるセリフを流してしまったり

 

セリフの1字1句、

表情、全てをきちんと観られなくなるから。

 

実際は、読もうとしても

時間的にも精神的にも余裕がないからなんだけど(笑)

 

だから、セリフも表情も、音も何もかも

 

一字一句漏らさずに大倉くんといっけいさんから吸収して観劇するって決めていた。

 

つづく